住友ゴム工業は12月10日、操縦安定性能と静粛性能を高次元で両立したプレミアムコンフォートタイヤダンロップ「スポーツマックスラックス」を2025年2月から順次発売すると発表した。発売サイズは72サイズで、価格はオープン価格となる。
接地面積を増やしたスポーツマックス専用特殊プロファイルで優れた操縦安定性能を発揮。また、オリジナルのパターンデザインと特殊吸音スポンジで音圧をコントロールし、タイヤから出るノイズを抑制する。さらに、ガソリン車だけでなくEVに求められる性能も満たしたとして、近年のEV需要増に対応するために同社独自の基準で定めた「EV適応マーク」を初めて刻印している。
「スポーツマックスラックス」は、スポーツマックス専用特殊プロファイル「マックス・ドライバビリティ・テクノロジー」によって、広くなった接地面で路面を捉えることが可能になり、操縦安定性能の向上に寄与する。
また、タイヤ接地面のパターンデザインに横溝を最適に配置した「シームレスグルーブ」と主溝内の空気の流れを変える「デュアルスロープ」、タイヤ内部の空気振動を吸収する特殊吸音スポンジ「サイレントコア」を組み合わせた。
これらの最新のノイズ低減技術「サイレントウェーブテクノロジー」によって、同社従来品「ビューロブイイーサンマルヨン」比でパターンノイズは14・9%低減、ロードノイズは8・8%低減している。さらに、EVタイヤに求められる転がり抵抗性能・耐荷重性能・静粛性能・耐摩耗性能・ウエットグリップ性能を高いレベルで満たしたタイヤとして、タイヤ側面に「EV適応マーク」を刻印している。
加えて、「静かに走る。なのに走りを楽しめる。没入の時間へ。」をキャッチコピーとした同タイヤのTVCMを2025年2月から順次全国で放映を開始する。研ぎ澄まされた静粛性能と計算されつくした操縦安定性能がもたらす未体験の没入性能を訴求する。運転に没入することで、ひとりになれる時間や音楽を楽しむ時間、アイデアに思考を巡らせる時間を提供する。
商品特長は、「マックス・ドライバビリティ・テクノロジー」で操縦安定性能が向上している点と、「サイレントウェーブテクノロジー」で車内ノイズを低減している点、ダンロップ初の高機能タイヤの証「EV適応マーク」刻印している点となる。