TOYO TIREは12月10日、SUV用タイヤブランド「OPEN COUNTRY」シリーズにおいて、サステナブル素材を採用したラギットテレーンタイヤ「オープンカントリー アールティー トレイル」を、2025年3月より国内市場で順次発売することを発表した。
不整地や泥濘地の走行に強みを持つ、本格的なオフロード性能を備えたマッドテレーン、オンロード中心でありながら、オフロードとのバランスも重視した全地形型オールテレーン、この両タイプを商品展開してきた同社は、その中間に位置するラギッドテレーンのパターンデザインを他社に先駆けて開発した。そして2014年、これを採用した「OPEN COUNTRY R/T」を北米市場で発売し、オフロードに対してアグレッシブな意識を持つユーザーの心を掴んできた。
国内では、2016年の発売以来、SUVの市場拡大とともに多様化するユーザーニーズに合わせて、同シリーズの商品およびサイズラインアップを拡充してきた。
このたび発売する「OPEN COUNTRY R/T TRAIL」は、オフロード性能とタフネスさを兼ね備えたラギットテレーンタイヤ。サイドデザインではピックアップトラック/SUVの足元を挑戦的な印象で演出するとともに、磨き上げたパターン技術による高いトラクション性能、ノイズ抑制による快適性を両立させ、環境に配慮したサステナブル素材も使用している。本年11月、メキシコで開催されたBAJA1000では、当製品を装着したLEXUS LXで参戦した「TEAM JAOS」がStock Full Size部門でクラス優勝を達成している。
同社は中期経営計画「中計21」において、顧客志向を発掘・開拓することを掲げている。今後も市場におけるトレンドやユーザーのインサイトを的確に把握し、独自性の高い魅力ある商品を届けていくとしている。