住友理工は12月10日、デジタル技術を活用し、「健康寿命の延伸」と「生活の質(Quality of Life)の維持・向上」に貢献する各種サービス・ソリューションの創出を目指す「あいちデジタルヘルスコンソーシアム」に参画したことを発表した。
「あいちデジタルヘルスコンソーシアム」とは、愛知県が健康長寿社会の実現に向けた取り組みの新展開として立ち上げた「あいちデジタルヘルスプロジェクト」の推進母体で、2023年9月に設立され、70団体が参画(2024年11月5日現在)している。同社のコア技術の1つである、電気特性制御技術(導電、センシング等)を活用し、フレイルの進行予防や、健康寿命の延伸等への貢献を目的に、今回コミュニティ会員として参画した。参画を契機に産学官と連携し、デジタル技術を活用したさまざまなサービス・ソリューションの社会実装を推進していく。
同社グループでは、経営ビジョンで描いたありたい姿「理工のチカラを起点に、社会課題の解決に向けてソリューションを提供し続ける、リーディングカンパニー」を実現すべく、新たな事業共創に向けて積極的に取り組んでいる。今後も、グリーンで快適な未来社会に向けて、コアコンピタンスである「高分子材料技術」「総合評価技術」を起点に、会社の枠を超えた連携によって健康で長寿な社会の実現に貢献していくとしている。