NOKは12月16日、プロバスケットボールチーム「熊本ヴォルターズ」を運営する熊本バスケットボールとレギュラーシーズンのオフィシャルパートナー契約を締結し、子どもたちとの地域活性を目的とした活動に共同で取り組んでいることを発表した。
その一環として、熊本ヴォルターズが運営する子ども食堂「ヴォルターズキッチン」に、食材として使用するお米の寄付を2023年から行っており、今年は「水田オーナー制度」で10月に収穫した新米を11月に寄付した。
そのお米を使って作られたカレーライスが、11月17日と12月7日に開催されたヴォルターズキッチンで延べ200名以上の子どもたちとその家族にふるまわれた。
同社は、熊本事業場(熊本県阿蘇市)が位置する熊本県で、子どもたちにスポーツの楽しさを知ってもらい、地元のスポーツチームのファンになってもらうことでさらに地元に愛着を持ってほしいと考え、2019年から熊本市をホームタウンとして活動する熊本ヴォルターズに協賛、共同でさまざまな取り組みを行っている。
熊本ヴォルターズが2022年から開催しているヴォルターズキッチンへのお米の寄付は2023年から開始し、2024年は10月に収穫したばかりの40kgの新米を11月に届けた。
お米の一部を同社が提供することにより、ヴォルターズキッチンの活動の継続性を高めるとともに、地域の交流の輪を広げることに貢献する。
寄付しているお米は、地下水の保全活動の一環として2019年から同社が協賛しているくまもと地下水財団「水田オーナー制度」にて収穫された新米。
熊本県菊池郡大津町にある737㎡の水田のオーナーとなって、同社熊本事業場の社員やその家族が農作業の一部を手伝っており、今年は約270kgが収穫された。
収穫したお米は、今回のヴォルターズキッチンのほか、熊本市のフードバンクにも毎年寄付を行っている。