景況アンケート 2025年の景況見通しと業績予想 増収企業の割合減少 雇用不足感なお続く

2025年01月01日

ゴムタイムス社

=1面から続く
 ◆24年度の業績(売上)
 24年度の売上高に関する設問は、「増収」と「横ばい」が35・6%の同率となり、次いで「減収」が28・9%の結果になった。前年の新年号の調査(23年度売上高)では「増収」と回答した企業が47・9%、「横ばい」が31・3%、「減収」が20・8%となっている。24年度調査と23年度調査と比べると増収と回答した企業の割合が12・3ポイント減少した。一方、横ばいは4・3ポイント増加し、減収は8・1ポイント増加した。減収と回答した企業の理由は「内需不振」と回答した企業の割合が最も多く、次いで「事業構造の見直し」「為替」と続いた。一方、増収は「価格改定」が最も多い理由となった。次に多かったのが「内需回復」。その後に「販売体制戦略の強化」が続く。値上げによる増収に加え、取り巻く環境のスピードが速くなるなか、新製品の上市や販売体制強化で売り上げを伸ばす企業もある。
 ◆24年度の業績(利益)
 経常利益は「横ばい」と

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