デンカは12月19日、「JSEC2024(第22回高校生・高専生科学技術チャレンジ)において、この度「デンカ賞」を決定し、同賞を贈呈したと発表した。
高校生・高専生科学技術チャレンジ(JSEC)は、全国の高校生と高等専門学校生を対象とした、科学技術の自由研究コンテスト。2003年より始まった同コンテストは、理数教育強化への寄与を通じて、学生たちの理数分野への興味や、自ら考えて課題を見つけ、解決し、展開しようとする意欲を喚起し、科学技術水準の向上を目指している。
同社は、同社グループ社会貢献方針のもと「教育・学術・文化の振興」を通じて未来のモノづくりを担う青少年の育成に努め、次世代の学術研究を積極的に支援し、文化の振興に貢献することを目指しており、その一環として2023年度より協賛を開始した。
同コンテストでは、全国173校から過去最多の404の研究作品の応募があり、その中の上位35作品が12月7日、8日に東京都江東区の日本科学未来館で行われた最終審査会に進んだ。
「デンカ賞」には鳥取県の米子工業高等専門学校の平尾瑞姫さん、井上真緒さん、川田愛さんによる「中高温領域で動作する燃料電池の作製」が選ばれた。
同社はこれからも、「化学の力で世界をよりよくするスペシャリストになる」というパーパスのもと、世界に誇れる化学で、人々の暮らしと社会に貢献し続ける。
2024年12月20日