TOYO TIREは12月18日、トヨタ車体のラリーチーム(チームランドクルーザー・トヨタオートボデー、以下TLC)に同社製ピックアップトラック/SUV用タイヤ「OPEN COUNTRY M/TーR」を供給し、同チームのダカールラリー「市販車部門12連覇」への挑戦をサポートすることを発表した。
また、水素燃料エンジン車「HySEーX2」に対して、同社製タイヤ「OPEN COUNTRY M/TーR(SxS)」を供給していく。「HySEーX2」は、技術研究組合 水素小型モビリティ・エンジン研究組合(Hydrogen Small mobility & Engine technology、以下HySE)がレースマネージメントを委託しているOverdrive Racingを通じ、「Mission 1000 ACT 2」部門に参戦する水素燃料エンジン車。
なお、今回TLCおよびOverdrive Racingに供給するタイヤは悪路走破性を追求し、耐久性と耐摩耗性を向上させるとともに、環境にも配慮したサステナブル素材を使用している。
1978年から開催されているダカールラリーは、世界でも過酷なオフロード耐久ラリー競技として知られている。寒冷な山岳地帯から灼熱の砂漠まで気象条件や路面状況がさまざまに変化する厳しい環境のなか、道なき道を緻密な運転と正確なコース取りで2週間かけて走り続ける。ルート上に設定された約5200kmのスペシャルステージ(競技区間)計13ヵ所(プロローグステージを含む)と、その間をつなぐリエゾンセクション(移動区間)の累積走行タイムを競う。
トヨタ車体は極限環境下で車両を鍛える「もっといいランクルづくり」をめざしている。トヨタ車体が開発・生産を担うランドクルーザーで参戦するTLCは、本年のダカールラリー2024で11連覇を達成した。同社は、「OPEN COUNTRY M/TーR」をダカールラリー用にチューニングした専用タイヤを2021年からTLCへ提供している。
また、水素小型モビリティ普及に向けた技術研究などを行なうHySEは、次世代パワートレーン搭載車両向けに設立された部門「Mission 1000 ACT 2」に参戦する。同社は世界各地のオフロードレースで鍛えた技術を生かし、HySEがレースマネージメントを委託しているOverdrive Racing社を通じて「OPEN COUNTRY M/TーR(SxS)」を供給し、この取り組みをサポートする。
同社は、過酷な環境下で行なわれるオフロードレースで得た経験を、ピックアップトラック/SUV向けタイヤの製品開発にフィードバックして性能を磨いている。また、次世代モビリティ社会の実現に貢献するため、製品・材料の開発や技術の強化、製品・原材料リサイクル技術の構築、環境負荷物質の代替材料開発における研鑽に努めていくとしている。