TOYO TIREは12月19日、国内主力タイヤ生産拠点の仙台工場(宮城県岩沼市)および生産子会社である福島ゴムにおいて、持続可能な製品の国際的な認証制度の一つであるISCC PLUS認証を取得したことを発表した。
同社は、製品で使用するサステナブル原材料の比率を2030年に40%、2050年に100%にすることをめざしている。今回、認証を取得した2工場ではマスバランス方式に準拠して認証原材料の取り扱いが可能となる。今後も、認証品を含めたサステナブル原材料の活用を計画的に進めていく。
同社は、「企業活動上のあらゆる働きがすべて社会と将来につながっている」という考えのもと、環境負荷の低減を事業活動の最優先事項の一つと位置づけ、グローバル規模での持続可能な社会の実現に貢献することをめざしている。今回のISCC PLUS認証取得を契機として、脱炭素・循環型社会の促進に向けた取り組みを強化し、企業価値の向上につなげていくとしている。