年頭所感 バンドー化学 植野富夫社長

2025年01月04日

ゴムタイムス社

 新年あけましておめでとうございます。
 昨年は、元日に発生した能登半島地震、翌日の羽田空港での航空機衝突事故にはじまり、海外ではウクライナ情勢に加え、中東情勢緊迫化など、悲しく重苦しいニュースが多い1年でした。我々の事業を取り巻く環境も、エネルギーや物流コストの高騰など不安定な状況が続きました。
 一方、明るい話題としては、パリ2024オリンピック・パラリンピック競技大会が開催され、限界に挑む選手たちの姿に感銘を受けました。また、ロサンゼルス・ドジャース大谷翔平選手は、メジャーリーグ史上初となる1シーズン50本塁打・50盗塁(50ー50)の偉業を成しとげ、世界中の幅広い世代の人々に勇気と感動を与えてくれました。
 そのようななか、当社グループは、「人と社会を支え、今と未来をつなぐBEST PARTNER」で在り続けるべく、中長期経営計画「Creating New Value for the Future」の2年目として「価値創造」「スマートものづくり創造」「未来に向けた組織能力の進化」の3つの指針のもと、持続的な企業価値向上を目指した取り組みを進めてまいりました。
 2025年、当社グループの在りたい姿を漢字一文字で表すとすれば、「陽」(ヨウ 、ひ・ひなた)の年にしたいと思います。昨年は暗いニュースも多く、依然として先行きの不透明感が拭えないなか、気分も沈みがちになります。しかし、 当社グループの一人ひとりが、心は晴れやかに、明るく元気な年にしてもらいたいと心から願っています。そして様々な課題に対して積極的に、かつ能動的に取り組む集団でありたいと強く希望し、この漢字一文字を選びました。
 本年も引き続き変わらぬご声援を賜りますよう、お願い申しあげます。

関連キーワード: ·

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー