豊田合成は12月20日、同社の最新の技術開発の取り組みをステークホルダーに広く紹介する「豊田合成技報2024」を発刊したことを発表した。
技報は、同社が開発した技術成果の公表による、社会の技術進歩の促進を目的に毎年発刊している。
今年度は、同社が中長期経営計画(2030事業計画)で掲げる目指す姿「より良い移動と暮らしを未来につなぐ会社」の実現に向けた、新たな技術開発の取り組みを中心に編纂した。特集では、社会課題の解決を目的とした新事業の分野を取り上げ、「次世代ワイヤレス給電技術 マイクロ波給電 」の住宅向けの開発事例や、感染リスクを低減する「UVーC(深紫外線)LED製品」などを紹介している。また、同社のコア技術である、ゴム・樹脂の高分子技術を用いた各種製品・技術を掲載している。