バンドー化学は12月24日、装飾表示用フイルム「バンドーグランメッセ」の新製品の販売を開始したと発表した。
屋外のグラフィック広告物で使用されるフイルムは、昼夜や季節による温度差によって看板下地材が収縮する影響からフイルムが看板下地材に追従できず、広告物への施工後に、割れ・裂け・剥がれといった不具合が発生することがある。
そこで同社では「しなやかさ」「下地に対しての追従性」をコンセプトに、独自の配合技術による新設計を行い、従来製品の特長である美しい作画性能はそのままに、施工後の寸法安定性能をさらに高めたインクジェット印刷用メディア「バンドーグランメッセGMーNSG、GMーLUG」と、メディアの耐候性を大幅に向上させるラミネートフイルム「バンドーグランメッセGMーSSG、GMーSSM」を開発し、同月から販売を開始した。
インクジェット印刷用メディア「バンドーグランメッセGMーNSG、GMーLUG」の用途は、屋内装飾や屋外看板など、特長は、下地に対する高い追従性や糊面にエア抜け性能を向上した「エア・スイープ」を採用し、貼り作業時間短縮に貢献(GMーNSG)しており、材料への添加剤には非フタル酸系可塑剤を使用し、環境や安全性に配慮している点となる。
ラミネートフイルム「バンドーグランメッセGMーSSG、GMーSSM」の用途は、屋内装飾や屋外看板など、特長は、屋外7年相当の耐候性能を実現し、グロスタイプ(GMーSSG)とマットタイプ(GMーSSM)の2種類をラインアップしており、材料への添加剤には非フタル酸系可塑剤を使用し、環境や安全性に配慮しているという点となる。
2024年12月25日