ニッタ(大阪府大阪市、石切山靖順社長)は、同社が北海道十勝地方に保有する広大な森林資源(6700ha)を活用して、新たな事業を行う社内ベンチャー「わくっとニッタ㈱」を設立した。
1885年に創業した同社は創業当初より、主力製品であった動力伝達用革ベルトの製造工程に必要なタンニンの原材料として槲(カシワ)の樹をもとめて北海道に進出。それ以来、樹を伐採した後に植林するという当時では珍しいとりくみを100年以上にわたり継続してきた。ただ、社内からは同社が保有する北海道の森林資源が有効的に活用できていないとの声も一部であったという。
そのなか、2022年に社内公募で集まった「新事業探索チーム」のメンバーから
2025年01月07日