ブリヂストンは12月26日、三菱自動車工業のクロスオーバーSUV新型「アウトランダー」のプラグインハイブリッドEVモデル(アウトランダーPHEV)の新車装着用タイヤとして、「アレンザゼロゼロワン」を納入すると発表した。
アウトランダーPHEVは、電動化技術と四輪制御技術の粋を集め、「威風堂堂」をコンセプトとした三菱自動車のフラッグシップモデル。今回の大幅改良では、EV航続距離や動力性能・快適性を向上させるとともに、内外装の質感向上と機能・装備の充実化が図られている。
これまで同社は、長年にわたる共創において三菱自動車が様々な車両を通じて提供する価値の実現に貢献してきた。今回アウトランダーPHEVに装着される「アレンザゼロゼロワン」は、従来のタイヤ性能を向上させた上で、求められる多様な性能をユーザー、モビリティごとにカスタマイズする商品設計基盤技術「エンライトン」を搭載した同社の「断トツ商品」の一つ。
トレッドゴムに同社独自の分子構造を操る技術「ナノプロ・テック」を活用してシリカを配合、さらに転がり抵抗を低減する骨格部材を採用することで、耐摩耗性能を確保した上で低燃費性能の向上を実現している。さらに3DーM字サイプをパタンに適用しドライ・ウェット性能を高次元で両立している。これにより、「アウトランダーPHEV」の航続距離の伸長および環境にやさしく気持ちのよい走りに貢献する。
同社は、「EV時代の新たなプレミアム」と位置付ける商品設計基盤技術「エンライトン」を搭載したタイヤによる社会価値・顧客価値の創造を通じて、企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment」に掲げる「Energy カーボンニュートラルなモビリティ社会の実現を支えること」にコミットしていく。
2025年01月06日