日本ゴムホース工業会の発表によると、25年のゴムホース生産は年間で3万2160t(新ゴム量、以下同)で前年比1・7%増、出荷金額は1366億円で同1・8%増と予測した。
生産構成の約71%を占める自動車用ホースは、生産は同2・4%増の2万2900t、出荷金額は同2・4%増の1035億円と予測した。認証不正問題による自動車生産・出荷停止の影響は解消に向かうとみている。25年1~3月期は前年に認証不正問題による生産減があったことから、大きく上回る見込みだが、4月以降のホース需要は横ばいで推移すると予測する。
構成比の約13%の高圧用ホースは、生産は横ばいの4250t、金額は横ばいの174億円と予測した。主な需要先である建機は24年度末に底を打ち、25年度は国内は横ばい、輸出は緩やかな回復に向かうと見ている。工作機械は国内での設備投資抑制、北米需要減の影響があるものの、
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