デンカは1月6日、同日に広報誌「The Denka Way」(2025 Winter号)を発行したと発表した。同誌は、あらゆるステークホルダーに対して、同社の認知向上と理解促進を通して企業価値を伝えることを目的とし、同社グループの方針や目指す方向性、財務・非財務分野の取り組みを紹介する広報誌となる。
同号では、医師の早期診断につながる迅速簡便な検査方法であるPOCT(Point of Care Testing)の領域において、新型コロナウイルスのパンデミックで脚光を浴びた同社の感染症向け抗原迅速診断キットと、国内のトップメーカーとして、感染症の早期診断に立ち向かう同社の挑戦を紹介している。
もう一つの特集として、同社の知的財産活用の取り組みについて紹介している。知財情報を分析し経営戦略の策定に活かすIPランドスケープをキーワードに、同社における知財活用の現在そして今後について解説している他、知財に関わる社員へのインタビューを掲載している。
同誌は、印刷物としての発行のほか、同社企業ホームページから誰でも閲覧可能となる。
Special Feature・1では、事業価値創造「感染症の早期診断に貢献するデンカのPOCT製品 抗原迅速診断キット」として、国際医療福祉大学感染症学講座主任教授松本哲哉先生に聞く「パンデミックはなぜ起こるのか?」、デンカの抗原迅速診断キット「クイックナビ」、抗原迅速診断キットを届けるためにー担当者インタビューを掲載している。
Special Feature・2では、事業価値創造「『知財戦略』で挑む事業価値創造」として、知的財産権とはーなぜ知的財産権が必要なの?、知財情報が会社を導く「IPランドスケープ」、知的財産活用とデンカの未来、知的財産を守り、活用していく人たちー担当者インタビューほかを掲載している。
同社はこれからも、「化学の力で世界をよりよくするスペシャリストになる」というパーパスのもと、世界に誇れる化学で、人々の暮らしと社会に貢献し続ける。