住友ゴム工業は1月6日、今年で43回目を迎える日本経済新聞社主催の「2024年日経優秀製品・サービス賞」で、10月に販売開始した次世代オールシーズンタイヤダンロップ「シンクロウェザー」が最優秀賞を受賞したと発表した。
「日経優秀製品・サービス賞」でタイヤ製品が最優秀賞を受賞したのは今回が初めて。同社はこれまでに、石油系以外の原材料比率を70%に高めたタイヤ「エナセーブ イーエスハチマルイチ」で「2006年優秀賞日経産業新聞賞」、高級車用タイヤ「ビューロ ブイイーサンマルニ」で「2007年優秀賞日経産業新聞賞」を受賞している。
「シンクロウェザー」は、ドライ・ウエット・氷上・雪上などのあらゆる路面にシンクロする。水や温度に反応し路面状態に合わせてゴム自ら性質が変化する新技術「アクティブトレッド」を組み込むことで、ゴムの柔らかさに寄与する因子の1つであるポリマーの動きをコントロールする。これによって、スタンダードサマータイヤ以上の優れたウエット性能を発揮するとともに、従来のオールシーズンタイヤではカバーできていなかった氷上を含むあらゆる路面での走行を可能とする。
2025年01月07日