三ツ星ベルトの新年賀詞交歓会(東京会場)は17日、都内の帝国ホテル(富士の間)で開催され、取引先企業の代表ら約200名が参加した。会場には同社の主力製品のサンプルも並べられ、大型スクリーンが設営され、製品紹介のビデオ映像が流されたあと新年会が始まった。
冒頭、あいさつに立った垣内一社長は、当日(1月17日)が阪神淡路大震災の発生日で17年が経過したことについて触れ、東日本大震災の一日も早い復興を願う、と前置きし「昨年は自然災害が世界規模で発生し、経営環境も大変厳しいものがあった。しかし、当社の上期業績は従業員一人ひとりがベクトルをあわせて努力した結果、良い業績を上げることができた。原材料価格の高止まりや原発事故に起因する節電対応、円高による輸出採算の悪化など本年も一層厳しい経営環境となることが予想される。生産面においては一極集中による弊害を避けるため体制の再編を進め、世界規模で生産力のアップを図る。本年は厳しい気配り、優しい気配りを目指し、更なる発展を目指したい。引き続きご指導ご鞭撻をお願いする」と述べた。
このあと取締役副会長の喜田宏氏が乾杯の音頭をとり、新年を祝う懇親パーティに移った。