三井化学は1月15日、同社が世界をリードする高屈折率メガネレンズ材料(MR)の生産能力増強を決定したと発表した。
同社は、レンズ材料からメガネを革新するリーディングカンパニーとして、高屈折率メガネレンズ材料ブランドMRをはじめ、数多くのレンズ材料やコーティング材料等を生み出しバリューチェーン全体でソリューションを提供している。
高屈折率メガネレンズの需要は、世界人口・近視人口の継続的な増加、アジアでの高機能品を求める層の拡大、北米でのポリカーボネート素材からの置き換え需要などから長期的に成長する見込みとなる。
同社は2024年にもMRの生産能力の増強を完了したが、さらなる需要拡大を見据えて、同社大牟田工場にてプラントの新増設を実施する。なお、新プラントは、2028年上期の商業運転開始を予定している。
同社は、これからもビジョンケア材料事業を通じ、「視界品質QOV(Quality of View)」をコンセプトに、視力矯正から目の健康と快適さまで、より良い視界を追求する製品開発に取り組んでいく。
2025年01月16日