日本ゼオンは1月15日、革新的なCARーT細胞を開発するオプティアム・バイオテクノロジーズに投資した事を発表した。
オプティアム社は、愛媛大学で開発された免疫治療効果の高いキメラ抗原受容体(CAR)を効率よく作製できる「エンボディシステム」技術をベースとした、世界初の固形がんを対象とする革新的なCARーT細胞治療の実用化を目指している。今回の投資を機に、同社グループにて開発中の技術を活用し、オプティアム社のCARーT細胞治療技術を支援することで、がんで苦しむ多くの方々に最適な医薬品が届けられるよう貢献していく。
同社は、持続可能な社会への貢献と社会にとってなくてはならない製品・サービスの提供を目指し、今後も、重点4分野(「医療・ライフサイエンス」「CASE・MaaS」「情報通信(5G/6G)」「省エネルギー」)でスタートアップへ投資するとともに成長を支援し、「持続可能な地球」と「安心で快適な人々のくらし」に貢献していくとしている。