三ツ星ベルト、賀詞交歓会 全社一丸で更なる成長へ

2025年01月17日

ゴムタイムス社

 三ツ星ベルトは1月14日、帝国ホテル東京で新年賀詞交歓会を開催した。当日は同社の取引先や関係者200人を始め、同社の役員、従業員らが出席し盛大に執り行われた。
 冒頭、登壇した池田浩社長は、米国のトランプ大統領就任による影響やロシア・ウクライナ紛争などによる地政学リスク、地球温暖化による異常気象、さらに兵庫県に本社を構える企業として、昨年行われた兵庫県知事選の話題など、国内・海外を取り巻く近況について触れた。
 そのような国内外の環境の中、池田社長は「経済面では原材料・エネルギーも高騰しており、今年も依然として厳しい状況が続くだろう。ただ、社員の頑張りもあり、当社の24年度上半期決算は売上・営業利益ともプラスの結果となった」と語り、「この結果はこの場におられる各販売店様の営業活動のご協力があってこそだと改めて感謝を申し上げます」と述べた。最後に池田社長は「引き続き気持ちを緩めず、営業活動の強化と2026年度を最終年度に計画している、生産・物流の再編をやり遂げ、さらなる成長を目指し、『全社一丸ガッツ&チャレンジ』を合言葉に全力で取り組みたい」と挨拶を終えた。
 続いて、乾杯の挨拶に立った熊﨑敏美取締役専務執行役員が江戸時代の幕末の儒学者佐藤一斎の言葉である「一燈(いっとう)を提げて暗夜を行く。暗夜を憂うることなかれ」を紹介した。熊崎氏は「この言葉は暗闇を進むなかでも、提灯を提げていけば、心配することないという意味だ。ビジネス界で、提灯は何になるか。我々にとっての一燈は、会社の理念であり、経営基本方針であり、そしてここにおられる皆さまの優しいご支援だと思っている。皆さまのご支援の下、今年1年をのりきりたい」と述べ、乾杯の発声を行い、歓談に移った。式の途中では桐朋学園大学の学生による演奏も披露された。

池田社長の挨拶

熊崎取締役

 

 

 

 

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