中部ゴム商組と中部ゴム工業会が合同賀詞交歓会 150人が参集し新年を祝う 

2025年01月17日

ゴムタイムス社

 中部工業用ゴム製品卸商業組合(加藤巳千彦理事長・カテックス社長)と中部ゴム工業会(野村泰会長・イノアックコーポレーション社長)合同の新年賀詞交歓会が1月15日、名古屋マリオネットアソシアホテルで開催された。当日はそれぞれの組合員、賛助会員など153人が参集して新年を祝った。
 主催者挨拶として中部ゴム商組の加藤巳千彦理事長は「2025年を展望すると、日本経済は引き続き回復基調にあるものの、自国第一主義を唱えるトランプ大統領が就任する米国では、就任前から中国やメキシコなどに高い関税をかける姿勢を示している。これが世界経済に大きな影響を与えるのではないか」と懸念材料を述べた上で、「たとえ世界経済がどのような状況になろうとも、我々は事業基盤を盤石にし、企業収益を守らなければならない。組合ならびに工業会ともに、会員各社の皆様の業績に貢献する情報提供、または研修会等も引き続き開催させていただくので、皆様方のご理解と工夫を賜りたい」などと語り新年の挨拶を終えた。
 来賓の挨拶に続いて乾杯の発声は中部ゴム工業会の野村泰会長が行った。野村会長は「今年は比較的穏やかな年明けと安心していたところ、先日九州で地震があった。より一層の防災、地震、災害対策を引き締めて取り組まないといけない。今年はいよいよ米国でトランプ政権がスタートする。大きな変化が生まれると思う。特にゴム業界においては、リサイクルやサーキュラーエコノミーに対する課題はあるものの、日常生活でゴム製品は必要不可欠な存在であると信じて疑わない。ここにお集まりの皆さんの力を結集し、多くの変化に立ち向かい、今後とも持続可能な業界であり続けたい」と話し、懇親に移った。
 中締めは中部ゴム商組の川島健一相談役(川島商事会長)が行い、3本締めで散会となった。

加藤理事長の挨拶

野村会長

川島相談役が中締めを行った

 

 

 

 

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