ミシュランが先行公開 京都と大阪のレストラン16軒

2025年01月20日

ゴムタイムス社

 ミシュランは1月17日、京都、大阪の飲食店・レストランから、インスペクターが紹介したい、16軒の「セレクテッドレストラン」を先行公開したと発表した。店舗の詳細は、ミシュランガイド公式ウェブサイト、および公式アプリにNewマークで掲載している。

 京都の先行公開レストランは以下の9軒。

 中国料理の「ハクビ」は、少量多皿のコースは豪勢な宮廷料理にヒントを得た。海老はチリソースとマヨネーズ和えの食べ比べが面白い。
 寿司の「菊乃井 鮨 青」は、「菊乃井」が開いたすし割烹店。先付、造り、椀物という会席に握りを組み込み、料理屋らしい工夫を凝らす。
 寿司の「下鴨 いち満」は、見た目に可愛らしい手毬寿司。茶巾で丸めず酢飯がほどけるよう優しく握る。何から味わうか迷うのも楽しさ。
 焼き鳥の「鶏匠 催」は、鶏肉は熟成庫で寝かせ、旨みを凝縮させる。その味わいが最も顕著に表れる、抱き身の一串から供す。
 日本料理の「料理屋 かねみつ」は、修業先で培ったのは食材への敬意。魚介は炭火で焼き野菜をあしらう。素朴に見せながら料理と想いを届ける。
 イタリア料理の「エット」は、アンティパストミストは、季節の葉を飾り八寸を意識した盛り付け。塩や酸味の利いた小皿料理5種をのせる。
 イタリア料理の「リストランテ ドーノ」は、畑を耕し、野菜を育て、野山で山菜を摘む。地域の食文化を守り、イタリアで学んだ精神を通わせる。
 日本料理の「いそやま」は、鯖きずし、煮蛸、鴨ロースは居酒屋で学んだ品。焼魚に酒盗やこのわたの餡を合わせ、酒との相性を心掛ける。
 日本料理の「方寸 長島」は、椀物の吸い地は真昆布から旨みを引く。魚の炭火焼はだしの餡を合わす。だしを要に食材との調和に気を配る。

 大阪の先行公開レストランは以下の7軒。

 現代風料理の「リヴィ」は、常に進化する思いから定番はない。コースの前半は大阪らしさがテーマ。季節の炊き込みご飯で締める。
 メキシコ料理の「ミルパ」は、母国の伝統に敬意を抱きつつ進化を図る。トウモロコシ、カカオ、唐辛子を取り寄せ、薪火で焼くのは伝統。
 天ぷらの「天ぷら 朔月」は、職人は自らの考えを持ち、天ぷらそのものに比重を置く。天紙を敷かず、油切れの技術を見せるのも新たな試み。
 天ぷらの「天ぷら ふか名」は、天種を薄衣で包み香ばしく揚げる。中でもウニと海苔、和牛フィレ肉の大葉包みは自信作。
 日本料理の「旬膳 季らく」は、心掛けるのは共感。好みをうかがい、食べ手の味覚に合わせるのが料理人の本分という師の教えを守る。
 中国料理の「ましの軒」は、香港料理をきっかけに中華の奥深さに魅了された。料理の由来を説明する姿から熱意が伝わる。
 日本料理の「たけだ」は、徳島の藍染暖簾で出身地を明かす。そば米汁は郷土料理。半田そうめんで作るラーメンも欠かさない。

「ハクビ」

「ハクビ」

「菊乃井 鮨 青」

「菊乃井 鮨 青」

「下鴨 いち満」

「下鴨 いち満」

「鶏匠 催」

「鶏匠 催」

「料理屋 かねみつ」

「料理屋 かねみつ」

「エット」

「エット」

「リストランテ ドーノ」

「リストランテ ドーノ」

「いそやま」

「いそやま」

「方寸 長島」

「方寸 長島」

「リヴィ」

「リヴィ」

「ミルパ」

「ミルパ」

「天ぷら 朔月」

「天ぷら 朔月」

「天ぷら ふか名」

「天ぷら ふか名」

「旬膳 季らく」

「旬膳 季らく」

「ましの軒」

「ましの軒」

「たけだ」

「たけだ」

 

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