ダウは1月20日、1月22~24日まで、東京ビッグサイトで開催される「第17回オートモーティブ ワールド2025」(主催:RX Japan)において、ダウ・東レおよびダウ・ケミカル日本の共同チーム、MobilityScienceとして出展し、車両のライフサイクル全体を通じて低炭素未来を推進する専門知識、コラボレーションおよび技術製品を展示することを発表した。
MobilityScienceのプレジデントであるジェニファー・ケンプは次のように述べている。「このような大規模展示会で、最先端の素材科学のイノベーションを紹介できることを非常にうれしく思います。業界が急速に変化し、サステナビリティがますます重要になる中で、MobilityScienceチームは、数十年にわたるモビリティ・輸送業界における専門知識を持ち、グローバルなOEMおよびティアサプライヤーが次世代のモビリティに向けて加速するためのニーズに応える準備が整っています」
今年の展示会では、ケンプが「サステナブルなモビリティの未来:電動化とELV循環への挑戦」と題したセミナー【1月23日(木)15:00~16:10】において、バッテリーの安全性と性能要件の達成、走行距離の不安と充電速度の問題への対処、性能を犠牲にせずに製品の二酸化炭素排出量を削減する方法、熱硬化性樹脂と熱可塑性複合材料のリサイクル方法など、サステナビリティの課題に取り組むダウのアプローチについて紹介する。
オートモーティブ ワールド2025では、同社は、自社の排出量と製品の削減、持続可能な分解のための素材設計、再利用、修理、リサイクル可能な部品、新技術開発、廃棄物から価値を生むことへのコミットメントを通じて、自動車の循環型エコシステムの構築に対するグローバルなコミットメントを強調する。また、自動車の内装およびその他の分野で安全性、快適性、耐久性を向上させるために設計された同社の製品も紹介する。こうした素材の選択肢は、環境への影響と消費者のニーズに対応する上で重要な役割を果たすとしている。
同社は、バッテリーアセンブリとパワーエレクトロニクスに特化し、eモビリティへの変革を推進する、安全で信頼性が高く、高性能な製品を展示する。