三井化学は1月23日、同社の岩国大竹工場が、総務省消防庁が主催する「令和6年度石油コンビナート等における自衛防災組織の技能コンテスト」において、消防庁長官表彰の奨励賞を受賞したことを発表した。
岩国大竹工場自衛防災組織は、これまでに優秀賞を5回、奨励賞は今回を含めて5回受賞している。
「石油コンビナート等における自衛防災組織の技能コンテスト」は、石油コンビナートでの自衛防災組織の技能、および士気を向上させ石油コンビナートの防災力を強化することを目的に平成26年度からはじまった。今回は、全国の所轄消防推薦による37組織が出場した。本コンテストでは危険物施設等の火災に対する高所からの泡放水を想定し、活動・操作の安全性、確実性及び迅速性を評価する。
同社は、企業理念及び行動指針に基づき、法令遵守はもとより、「安全は全てに優先する」ことを社員が心に刻み、無事故・無災害の実現を徹底して追求し、安全・安定操業に邁進するとともに、各事業所の自衛防災組織の強化を継続し、万が一の災害時の備えを充実させていくとしている。