日本ゴム工業会は1月24日、24年の新ゴム消費量見込みと25年の消費予想を発表した。24年の新ゴム消費量は116万4500tで前年比3・9%減と3年連続のマイナスになる見込みとなった。一方、25年は民需主導により景気は回復基調を維持すると見込まれ、自動車生産も前年を上回ると見込んでいる。その結果、25年の新ゴム消費量は117万2700tで同0・7%増と微増ながらプラスに転換すると予想した。製品別では、自動車タイヤを始め、工業用品類、その他の工業用品は前年を上回ると予想したが、いずれも伸び率は微増にとどまっている。
◆24年の消費量見込み
24年の国内・海外を振り返ると、海外はロシア・ウクライナ戦争に端を発したインフレが
2025年01月28日