住友理工は1月28日、三重県松阪市が販売を募集した森林由来のJークレジット制度「松阪市未来につなぐ森林管理Jークレジット」にて、100(tーCO2)を購入したと発表した。
なお、Jークレジット購入は、同社グループにおいて初の取り組みとなる。
「松阪市未来につなぐ森林管理Jークレジット」は、松阪市が管理する市有林および私有林(計436ha)が国の認証を受け、令和6年3月に初めて取得したJークレジットを販売する制度となる。
同社グループは、経営ビジョン「2029年住友理工グループビジョン(2029V)」において、2029年度までにScope1+2のCO2排出量30%減(2018年度比)およびScope3のCO2排出量15%減(同)を目標とし、温室効果ガス排出量の削減に向けて積極的に取り組んでいる。
このたび購入したJークレジットを通じて、松阪市の森林管理・整備の促進に貢献するとともに、三重県松阪市の同社松阪事業所から排出する温室効果ガスのカーボン・オフセットに活用する。なお、購入量の100(tーCO2)は、松阪事業所の社有車およびフォークリフトから排出する温室効果ガスの年間排出量に相当する。
同社グループでは、2029Vで描いたありたい姿「理工のチカラを起点に、社会課題の解決に向けてソリューションを提供し続ける、リーディングカンパニー」を実現すべく、中期環境目標「環境2029V」を策定した。今後も環境へのインパクトを抑えて「脱炭素社会」「資源循環型社会」「自然共生社会」に貢献するとともに、事業の成長・新しい価値の創造に挑戦していく。
2025年01月30日