ブリヂストンは1月28日、ヤマハ発動機の新型スーパースポーツ「YZFーR9」の新車装着タイヤとして、「バトラックスレーシングストリート アールエスイレブン」と「バトラックスハイパースポーツ エスニーニー」を納入すると発表した。なお、「バトラックスレーシングストリート アールエスイレブン」は日本・欧州向け、「バトラックスハイパースポーツ エスニーニー」は北米向けの車両に装着する。
新型「YZFーR9」は、ReーDNAed Supersportをコンセプトに、ミドルクラス最強のトラックパフォーマンスの中に最高のエキサイトメントと、スキルやステージを選ばないアクセシビリティを併せ持つ、懐の深い新型スーパースポーツモデル。スタイリング面では、YZFーRシリーズらしさを継承しつつ、エアロダイナミクスを高めた新たな機能美を追求。ヤマハの伝統でもある人機一体感を、動的にも静的にも強固なものへ進化させている。
これまで同社は、長年にわたる共創において、ヤマハが様々な車両を通じて提供する価値の実現にタイヤ開発・装着により貢献してきた。日本・欧州向け車両に装着される「バトラックスレーシングストリート アールエスイレブン」は、接地面の剛性を高めるパタンデザインを採用するとともに、トレッドの剛性バランスを最適化し車体を傾けた際の接地面積を拡大させることで、特にドライ時には高いコーナリンググリップ性能とシャープなハンドリングを実現し、公道でのスポーティーで高い運動性能を追求している。
北米向けの車両に装着される「バトラックスハイパースポーツ エスニーニー」は、高いドライグリップ性能と軽快なハンドリングとともに優れたウェット性能を確保することで、スポーツライディングを楽しみながら急な天候変化やウェット路面が残る場面でも安心して走行できることを追求している。
これら「断トツ商品」を通じて、スーパースポーツモデルである新型「YZFーR9」の性能を引き出すことに貢献している。
同社は、レースを「走る実験室」として位置づけ、モータースポーツという極限で磨かれた技術を「From Circuit to Street」のコンセプトのもと、市販用タイヤの技術開発につなげている。モータースポーツ活動を通じて「断トツ商品」を次のステージへ進化させ、モーターサイクル用プレミアムタイヤ事業のグローバルプレミアムニッチ戦略を強化している。
2025年01月30日