フコク物産が賀詞交歓会 変化を楽しみ目標必達  

2025年01月30日

ゴムタイムス社

 フコク物産は1月27日、グランドプリンスホテル新高輪で新年賀詞交歓会を開催した。当日は取引先や同社社員を含めて約110人が出席した。新年の挨拶を行った木部美枝社長は「今年は当社の中期経営計画『FG25』の最終年度にあたる。厳しい事業環境にはあるものの、有終の美を飾るべく、社員一同頑張っている。『FG25』は前社長からバトンタッチを受けた2015年にスタートしたが、この10年の間に自動車業界では100年に一度の大変革時代に突入したほか、コロナウィルスのまん延で経済活動の停止も経験した。さらに、ロシア・ウクライナ紛争などがあり、本当に激動の10年だったと感じている」と述べた。
 続いて木部社長は「当社の今年のスローガンは『2025 進取果敢 変化を楽しみ目標必達』と定めた。固定概念にとらわれず前進し、新しいことにチャレンジして成果をあげる。それには決断力・実行力に優れていかければならない。しっかり全社員でベクトルをあわせ、現在策定中の新中期経営計画『FG2030』に繋げ進んでいきたい」と強調し、「本年も様々な事業環境の変化が起こると思う。仕入先さまの声をしっかり聞いて皆さまと乗り越えていきたい」と挨拶を終えた。
 続いて住友理工の矢野勝久取締役常務執行役員が乾杯の挨拶を行い、懇親がスタートした。中締めの挨拶は住友電工の宮田康弘常務取締役が三本締めで散会した。
 なお、賀詞交歓会では同社のグループ会社のフコク物流㈱の山形営業所の農業課が作った純米大吟醸「富々美(ふふみ)」が振る舞われ、新年の祝宴を飾った。

挨拶をする木部社長

住友理工矢野常務執行役員

三本締めで終了した

 

 

 

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