フコク物産（東京都大田区）の木部美枝社長は、同社が１月27日に開催した新年賀詞交歓会で参加者に振る舞った純米大吟醸「富々美（ふふみ）」を紹介した。富々美は、グループ会社であるフコク物流㈱の山形営業所農業課で作ったお米（つや姫）を基に山形県南陽市の「東の麓酒造」に醸造委託した純米大吟醸だ。木部社長は新年賀詞交歓会の挨拶で「富々美はキリッとした本当に美味しいお酒に仕上がった。また、当社として酒類販売免許も取得できた。富々美を気に入り、居酒屋や料亭で使ってみたいという方がいれば、少々高いが当社にお声をかけていただければ嬉しい」と話し、「創業の社名富国商会の『富』に私の名前の『美』を入れて社員が名付けた」と富々美の名の由来も披露した。
また、同社は地域貢献やアグリビジネスの一環として、地元大田区の女子バスケットボールチーム「羽田ヴィッキーズ」とスポンサー契約を締結。「試合会場では当社で作ったお米や山形名物の芋煮を販売している。これからも社員一同、新しいことに挑戦するので、皆様ご支援いただきたい」（木部社長）と語った。
純米大吟醸「富々美」
