ADEKAは、中国の連結子会社の艾迪科精細化工 (上海)有限公司について建築、省エネ保温材料などの製造・販売する上海圣奎塑業有限公司へ売却した。艾迪科精細化工 (上海)有限公司は、2002年の設立以降、中国における塩ビ用安定剤、可塑剤、エポキシ樹脂硬化剤などの製造・販売拠点として、樹脂産業や自動車、家電、エレクトロニクス関連など様々な分野の市場ニーズに応えつつ、事業を展開してきた。
それと同時に、ADEKAグループ経営のさらなる効率化と中国の環境規制に適応した生産体制構築を図るべく、艾迪科精細化工 (上海)有限公司の生産機能を、同じく連結子会社である艾迪科精細化工(浙江)有限公司へ移転・集約することを進めてきた。今般、艾迪科精細化工 (上海)有限公司について、上海圣奎塑業有限公司と交渉がまとまったため売却した。
2025年01月31日