日精エー・エス・ビー機械の25年９月期第１四半期決算は、売上高が94億４０００万円で前年同期比17・４％増、営業利益は20億５７００万円で同26・１％増、経常利益は24億５９００万円で同１０３・３％増、四半期純利益は17億１１００万円で同95・４％増となった。
米州の売上高は29億９０００万円で前年同期比０・１％増、セグメント利益は４億９１００万円で同10・３％増となった。好調な中南米地域に加え、北米市場も堅調に推移した。
欧州の売上高は16億１０００万円で同４・２％減、セグメント利益は２億４２００万円で同39・１％増となった。経済環境には不透明感が見られるものの、主力の中小型機の需要が好調に推移した。
南・西アジアの売上高は29億４０００万円で同18・４％増、セグメント利益は５億１００万円で同33・５％増となった。東南アジア市場は市況回復に時間を要しているものの、インド及び中東市場が好調に推移した。
東アジアの売上高は18億９８００万円で同１１３・２％増、セグメント利益は18億５４００万円で同47・４％増となった。中小型機の受注は堅調に推移したものの、前年同期にあった大口案件が剥落した。
25年９月期通期の連結業績予想は、直近に公表されている業績予想からの修正はなく、売上高が４１０億円で前期比11・５％増、営業利益が90億円で同13・８％増、経常利益が91億円で同13・６％増、純利益が63億５０００万円で同９・９％増を見込んでいる。
