大阪ソーダの25年3月期第3四半期業績は、売上高が746億5000万円と前年同期比6・3%増、営業利益は106億3900万円で同40・0%増、経常利益は117億円で同36・1%増、四半期純利益は79億4000万円で同49・9%増となった。
機能化学品の売上高は231億1800万円で同8・0%増となった。合成ゴム関連では、エピクロルヒドリンゴムの販売が欧州およびアジアでの自動車生産台数減少の影響を受けたことに加え、アクリルゴムのデボトル増強工事の影響もあり、売上高は減少した。ダップ樹脂は、UVインキ用途で需要が堅調に推移したため、売上高は増加した。アリルエーテル類は中国で塗料用途を中心としたシランカップリング剤向けの需要が堅調に推移したため、売上高は増加した。