ハイケムは、15W/m・K以上の高い熱伝導率を持つ「高熱伝導シート」を素材開発を行う日本企業と共同開発し製品化した。
従来の放熱材料は、セラミック製のものが一般的に普及しているが、0・3ミリメートルから1・0ミリメートル程度のシートの厚みが必要で設計自由度が低く、また高コストが課題となっていた。同社が協力企業と共同で開発した「高熱伝導シート」は、特殊な樹脂を使用することで、従来のセラミック製品と比較してシートの厚みを 0・05~0・1ミリメートル程度まで薄くすることが可能となり、軽量化や高い設計自由度に加え低価格も実現した。
同社と協力会社の独自の製造技術により、樹脂にセラミック粉体を配合してシート状にすることで、15W/m・K以上の高い熱伝導率と接着力、絶縁性を実現している。
また、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(IGBT)などの大電流に対応する厚銅基板と高熱伝導シートをセットにしたカスタマイズ製造も可能。さらに、より顧客ニーズに合わせた放熱材料のソリューションの提供が可能となっている。