日本免震構造協会は18日、東京・港区の明治記念館で新年賀詞交歓会を開催した。同会には第一種正会員、賛助会員、第二種正会員などを含めた106名が参加した。
西川孝夫会長は年頭のあいさつで「昨年の東日本大震災が起こり、いまだ普通の生活に戻れない方や福島の原発で困難な生活をしている方がたくさんいるのが現状であり、地震の影響を受けた方にお悔やみとお見舞いの言葉を申し上げたい。同会は今回の地震の後、東北地方太平洋沖地震に対する応答制御建築物調査委員会を設立し、免震・制振建築物の情報収集を行った。今月の26日に報告会を行うことになっている。最後に、同協会の活動は会員のご協力があって成り立つもので、今年もぜひご協力をしていただきたい。今年は明るい社会にしなくてはいけないと思っている」と述べた。
引き続き、国土交通省住宅局建築指導課の杉藤崇建築物防災対策室室長が来賓挨拶を行い、懇親パーティへと移った。
2012年01月23日