豊田合成は2月21日、モノづくり力の向上と技能を尊重する企業風土の醸成を目的として、技能者が金型加工の技術を競い合う「金型技能競技会」を開催した。
この競技会は2017年から毎年開催しており、今年は海外拠点の技能者6名を含む、金型保全部門や仕入先の選抜メンバー計17名が出場。ヤスリや測定器を用いて金型加工の精度やスピードを競った。
同社では、人材育成の一環として、技能検定の資格を有する先輩社員が指導役を務め、競技会参加者の技術力向上をサポートしている。今後も、技能向上や技能伝承を通じて生産現場のモノづくり力を高め、より高品質な製品の提供に努めていく。