リケンテクノスが静岡大と開発 家庭用ラップのパッケージデザイン

2025年03月03日

ゴムタイムス社

 リケンテクノスは2月28日、静岡大学と家庭用ラップ「リケンラップ たっぷり100m」のパッケージデザインを共同開発し、2025年3月より数量限定で販売することを発表した。

 同社は、国内で初めてポリ塩化ビニル製食品包装用ラップを開発したパイオニア。粘着性や伸縮性に優れることから、スーパーマーケットなどの生鮮食品売り場からレストランやホテルなどのプロの調理場、家庭のキッチンまで幅広い場面で使われている。中でも家庭用ラップの「リケンラップ たっぷり100m」はリンゴをあしらったパッケージで長らく愛顧されている。

 このたび、同社家庭用ラップの認知拡大と顧客に手に取ってもらえるようなラップ製品の開発を目指し、静岡大学とパッケージデザインを共同開発した。
 2023年より産学連携デザインプロジェクトとして始動し、同大学の教育学部美術教育専修および同学地域創造学環アート&マネジメントコースの在学生を対象に参加者を募集し、同大学伊藤文彦教授の指導のもとデザイン開発を進めてきた。
 学生たちの柔軟な発想によって提案されたデザインは計38点集まり、同社のプロジェクトメンバーや社内アンケートの意見をもとにデザインの絞り込みを行い、商品化するパッケージデザインを決定した。

 共同開発したパッケージデザインの家庭用ラップ「リケンラップ たっぷり100m 静岡大学コラボ限定パッケージ」は、2025年3月より順次静岡県内の小売店を中心に販売される。

 同社は、食品包材のサプライヤーとして、いつまでも顧客から愛される商品を提供し続けるとしている。

リケンラップ たっぷり100m

リケンラップ たっぷり100m

学生たちがデザインしたパッケージ候補

学生たちがデザインしたパッケージ候補

静岡大学コラボ限定パッケージ

静岡大学コラボ限定パッケージ

 

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