クラレは2月28日、パリ協定が定める水準に整合する温室効果ガス(GHG)排出削減目標である「Science Based Targets」の認定取得を目指し、SBTイニシアティブに対してコミットメントレターを提出したことを発表した。
同社グループはサステナビリティを経営戦略の一つと定め、気候変動対策を優先的に取り組むべき重要課題として捉えている。GHG排出(Scope1+2)の削減については2050年のカーボンネットゼロに向けて、2035年までに2021年比で63%の削減を目標としている。また、サプライチェーンでの排出(Scope3)の削減は、同社グループの事業活動の特長に鑑み、カテゴリー1について2035年までに2021年比で37・5%の削減に取り組む。
こうした取り組みを通じて、同社グループのサステナビリティ長期ビジョンの実現を目指す。
同社はサステナビリティを積極的に推進していく。
独自性の高い技術と製品を革新的なソリューションにつなげ、さまざまな場面で自然環境と人々の豊かな生活に貢献し続けるとしている。