ハイケムは3月3日、東京大学大学院理学系研究科の中村栄一教授研究室と、新規ホール輸送層材料を主とした高分子材料の開発と合成プロセスの確立を目指す共同研究を開始したことを発表した。この技術は、ペロブスカイト太陽電池や有機薄膜太陽電池などの部材としても応用可能で、次世代太陽電池の性能向上に寄与する。
本共同研究では、新規ホール輸送層材料として活用可能な高分子材料の体系的な開発を進めていく。具体的には、高分子材料ライブラリーの構築から材料設計、さらには商業化・量産化を見据えた合成プロセスの開発に至るまでの一貫した研究開発を推進する。