ゴム製品の製造開発を手掛ける江北ゴム製作所は3月3日、食品業界で廃棄される未活用材と天然ゴムを融合した自然素材を開発・商品化をしたシリーズ第1弾として、プランター、スタンド、コースターの3商品を2025年3月3日より発売開始することを発表した。
「Rebbur(リバー)」は、有機的な天然材料のみを使用し、材料由来の質感や香りを豊かに表現した新感覚のゴム素材。
「Rebbur(リバー)」という素材名は「Rubber(ゴム)」を逆綴りにした造語で、「逆転の発想」「ゴムの可能性」、さらには「Rebirth(再生)」などのメッセージも込められている。
このたびフェアトレードの天然ゴムに、食品業界で廃棄される「海苔の端材」「お茶の端材」「卵の殻」といった未活用材をそれぞれ混合することで、3種類の新素材を開発した。
「Rebbur(リバー)」素材を使った商品化の第1弾として、【Rebbur PLANTER(リバー・プランター)】【Rebbur STAND(リバー・スタンド)】【Rebbur COASTER(リバー・コースター)】の3種類をラインナップした。
新製品発表の場として出展した「東京インターナショナル・ギフトショー:LIFE×DESIGN」(2025年2月12~14日)において、【ベストサスティナビリティ賞】を受賞した。
混合に使用した未活用材は、「海苔の端材」「お茶の端材」「卵の殻」の3種類。それぞれ「ノリブラック」(海苔の端材+天然ゴム)、「ティーグリーン」(お茶の端材+天然ゴム)、「エッグホワイト」(卵の殻+天然ゴム)と名付けて製品化を実現した。
天然材料ならではの質感や香りを備え、従来の常識を超えたまったく新しいゴム素材。
天然材料は、下記の企業が協力している。
【海苔の端材】はサン海苔(佐賀県佐賀市)、【お茶の端材】は高瀬茶業組合(香川県三豊市)、【卵の殻】は三州食品(愛知県小牧市)。