LDH JAPANと帝人フロンティアは3月10日、サステナブルな社会の実現を目指し、LDHが展開する事業の中で、循環型リサイクルの取組みや、環境教育、啓発活動などを協力して行うプロジェクトを開始すると発表した。
今回のプロジェクトは、LDHが掲げる「Circle of Dreams夢を信じ、夢をつなぎ、夢を循環させ、ひとりでも多くの人とLove,Dream,Happinessをわかちあう未来へ。」というパーパスと、帝人フロンティアが長年培ってきたポリエステルリサイクル技術や繊維製品の技術開発力と、資源循環の取組みのノウハウを活用し、両社が協力して、サステナブルなエンタテインメント事業の構築を通じて、循環型社会の実現を目指すものとなる。
2010年からスタートした、LDHが主催する小学校4年生から6年生を対象としたフットサル大会「EXILE CUP」において、2025年シーズンから帝人フロンティアがオフィシャルスポンサーとして参加し、リサイクルポリエステル繊維を使用した記念品の提供や使用済み衣料品のテスト回収を実施し、参加する子供たちに向けて循環型リサイクルの必要性などの理解浸透を進める。
本年3月から全国で8公演実施するLDH所属アーティスト「EXILE」のライブツアー「EXILE LIVE TOUR 2025 WHAT IS EXILE」の会場で、使用済みポリエステル繊維衣料品の回収ブースを設置して分別回収するとともに、「繊維to繊維」の仕組みや技術を紹介する。この取り組みは、今年始動したEXILEの新プロジェクト「PROJECT EXILE」の第6弾となる。
さらに、LDHが展開する事業において、使用済みポリエステル繊維製品の回収やリサイクルに関する啓蒙活動を実施するとともに、今後はメンバーやファンとの絆で回収されたポリエステル繊維製品を帝人フロンティアが再びポリエステル繊維へリサイクルし、そのリサイクル繊維を使用したツアーTシャツやグッズなどに生まれ変わらせて、ファンの方々へ届けることも計画している。
2025年03月11日