クラレは3月13日、2025年3月20日からパシフィコ横浜で開催される第24回日本再生医療学会総会にて、学会共催セミナーおよび企業ブース出展を行い、新開発のアニマルフリーPVAマイクロキャリア「スキャポバ」ASを発表するとした。
「スキャポバ」ASは、原料のPVAハイドロゲルの表面に特殊処理を施した未コーティングタイプの細胞培養担体で、ユーザー自身が、培養する細胞に適した接着分子を選択してコーティングできる。PVA粒子は動物由来原料を含まないため、リコンビナントタンパク質等のコーティングによりアニマルフリーの培養も可能になり、細胞培養の選択肢が広がる。
第24回日本再生医療学会総会ランチョンセミナーの開催日時は、3月20日12時~12時50分、会場は第4会場パシフィコ横浜ノース3F G303+G304、セミナー名は、共催学術セミナー(ランチョン4)、演題は、『再生医療の産業化に向けた大量培養技術について』、座長は小林悟朗氏、(同社研究開発本部ライフイノベーション事業推進部)、演題/演者は、膵臓分化における栄養因子と足場素材は、白木伸明先生(東京科学大学生命理工学院)、PVAマイクロキャリア「スキャポバ」を用いたヒト幹細胞の培養は、板垣亮氏(同社研究開発本部ライフイノベーション事業推進部)、ヒト幹細胞の大量培養のためのダウンスケールモデルは、松田博行氏(ZACROSウェルネス事業本部先端医療事業推進部)となる。
企業ブース出展期間は、2025年3月20日~22日、会場はパシフィコ横浜ノース、ブース番号B100、展示内容は、PVAマイクロキャリア「スキャポバ」CL、「スキャポバ」ASとなる。
2025年03月14日