豊田合成が共同開催 いなべ市と燃料電池教室

2025年03月18日

ゴムタイムス社

 豊田合成は3月17日、三重県いなべ市と共同で、子ども向けの「燃料電池教室」を開催したと発表した。
 この教室は、いなべ市が脱炭素社会に向けた取り組みとして市内の企業と連携してスタートしたワークショップ「ミラ研」の一環で実施した。当日は、小学4年生から6年生が参加し、トヨタ自動車の協力のもと、水素エネルギーで動くミニカーを使って燃料電池車(FCEV)の仕組みなどを学んだ。
 また、会場では、燃料電池トラックやバスに搭載されている大型高圧水素タンクの展示や、同社のいなべ工場でCO2排出ゼロで栽培された「いなベリー」を使ったいちご大福の販売も行った。
 同社はいなべ工場でFCEV向けなどの高圧水素タンクを製造していることから、いなべ市と包括連携協定を結び、水素利用の拡大などを目指している。今後も同市と連携し、水素エネルギーの活用に関する理解を深め、その普及を共に推進していく仲間づくりを進めていく。
 日時は3月16日10時~15時(50分間の教室を2回開催)、場所は、いなべ市役所(三重県いなべ市北勢町阿下喜31番地)、参加者は、市内で応募のあった小学4年生から6年生、内容は、水素エネルギーの仕組みの学習、ミニカー用の燃料電池の製作体験などとなった。

ミニカー用の燃料電池の製作体験

ミニカー用の燃料電池の製作体験

いなベリーを使ったいちご大福の販売

いなベリーを使ったいちご大福の販売

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