積水化学工業は3月19日、同社の「統合報告書2024」が、日本経済新聞社が主催する「第4回日経統合報告書アワード」において、グランプリE賞を受賞したと発表した。
今回のレポートは、環境・社会課題解決貢献と同社の持続的成長を両立させる、サステナビリティ貢献製品を軸とした価値創造の取り組みを、財務・非財務統合の象徴として紹介した。
冒頭のCEOメッセージでは、資本コストの抑制や成長期待の醸成など、企業価値向上に向けた施策について言及するとともに、環境・社会課題の解決に向けた強い意志を伝えている。また、サステナビリティ貢献製品を同社の価値創造プロセスのアウトプットと位置付け、その収益性や環境・社会に与えるインパクトについて掲載した。
今般、環境・社会課題の解決をもたらすサステナビリティ貢献製品を軸にGHG排出量削減など定量的なインパクトを示す工夫がみられる点や、サステナビリティ貢献製品が、「環境価値・社会価値と経済価値」の両立を可能にしていることを十分に説明している点が高く評価された。
これからもステークホルダーの方々に、同社の取り組みについて理解してもらい、信頼され続けるよう、統合報告書の改善・充実に努めるとともに、フェアディスクロージャーを意識した情報開示を進めていく。
2025年03月21日