ブリヂストンは３月21日、国内市販用タイヤのメーカー出荷価格の値上げを実施すると発表した。
対象商品は、国内市販用タイヤ（夏／冬）、チューブ、フラップ、値上げ率は６～８％（各商品グループ平均）、値上げ時期は夏タイヤは25年６月１日、冬タイヤは25年９月１日となる。
近年、タイヤ原材料価格の高騰に加え、国内の社会、経済情勢に伴い物流コストが上昇している。同社では、サプライチェーンの効率化や生産性向上などのビジネスコストダウンの活動に努めているが、企業努力のみでこれを吸収することは困難な状況であると判断し、価格改定を実施することとした。
同社は、ビジョン「２０５０年サステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へ」の実現に向け、企業コミットメント「Ｂｒｉｄｇｅｓｔｏｎｅ Ｅ８ Ｃｏｍｍｉｔｍｅｎｔ」を未来からの信任を得ながら経営を進める軸とし、持続可能な社会を支えることにコミットしていく。
