北海道ゴム工業所が産業技術賞受賞 発泡ゴム製マットで

2025年03月24日

ゴムタイムス社

 北海道ゴム工業所は3月19日、「立ち仕事の足もとに安心を」をコンセプトに開発された「発泡ゴム製マット ばぶラバ」が、空知しんきん産業文化振興基金が主催する「産業技術賞」を受賞し、去る2025年3月6日に贈呈式が開催されたことを発表した。

 同賞は、北海道の南空知地域において、新技術・新商品の開発や技術・商品の改善により成果を上げている事業所に与えられる。
 今回受賞した「発泡ゴム製マット ばぶラバ」は、通信建設事業者であるつうけんからの相談をきっかけに誕生した。開発の原点は、高所作業車作業員の作業環境の改善を目指した「高所作業車用クッションマット」で、現場の方々と意見交換を重ね、共同開発した。現在では、「立ち仕事の足もとに安心を」をコンセプトに、その用途は全国に広がっている。通信、電力業界などの高所作業車での使用はもちろん、工場、水産食品加工場、漁船の甲板、小売業の床材、階段やステップの滑り防止材として様々な職場で活用されている。

 2019年2月、寒冷地で屋外作業を行う人や暖房のない場所で長時間働く人の疲労軽減が図られるゴムマットの開発に着手し、「寒冷地で求められる断熱効果と耐久性」に優れた製品を目指し、「ばぶラバ」を商品化した。特徴は、適度な反発性、断熱性能、氷点下環境での柔軟性および耐候性を備え、高所作業車の「バケット」に乗り込むまでの導線での転倒・落下防止の滑り止めとしての用途も生まれた。
 同社は創業以来、一貫してゴム製品の製造加工に取り組んでおり、特徴ある製品を開発して道内外企業に納入し、地域経済や産業技術の発展に取り組んでいる。以上の業績が選考審査委員会から優秀と認められた。

発泡ゴム製マット ばぶラバ

発泡ゴム製マット ばぶラバ

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