リケンテクノスは3月24日、25年度~27年度の新3ヵ年中期経営計画「One Vision,New Stage2027」および長期ビジョンを策定するとともに、マテリアリティを見直した。
新3ヵ年の中期軽々計画の経営目標は、最終年度(2028年3月期)の連結目標数値を売上高1500億円、営業利益120億円、経常利益120億円、当期純利益65億円、ROS8%、ROE10%、ROIC11%、EBITDA170億円と定めた。新中期経営計画では、「稼ぐ力」の伸長と「サステナビリティ」を2本の柱として注力し、あわせて財務戦略/ステークホルダーコミュニケーションに取り組む。
新中期経営計画のポートフォリオでは、自動車用成形部材(TR)、医療用市場(DH)、食品包材(DH)、アセアンを中心とした電力・産業電線(EL)、情報通信/モビリティ/ロボット/FA(EL)等の重点分野を特に拡大していく。
サステナビリティでは、前中期経営計画の戦略4として掲げた「環境/社会課題解決への貢献」では、新中期経営計画においては「稼ぐ力」の各戦略と並ぶ大きな柱として捉え、脱炭素をはじめとする環境関連対応やガバナンス/リスクマネジメントの高度化に取り組む。特にこれらの取り組みが中長期的な企業の存続にかかわる永続性に関する課題であり、株主資本コストの低減につながるものと認識しており、着実に取り組んでいくとしている。
2025年03月24日