積水化成品がBスコア認定 CDPの気候変動プログラムで

2025年03月27日

ゴムタイムス社

 積水化成品工業は3月26日、2024年の環境情報開示システムを提供する国際的な非営利団体CDP評価において、気候変動プログラムで「B」スコアに認定されたことを発表した。

 CDP(Carbon Disclosure Project)は世界の機関投資家と協働し、企業や自治体などに気候変動対策・水資源保護・森林保全に関する情報開示を求め、その調査結果をAからDーのスコアで評価し公開することを通じて、環境問題対策を促すことを主たる活動としている。
 このたび、同社の気候変動への取り組みが、「自社の環境リスクや影響について把握し、行動している」と認められ、Bスコアの評価を受けた。
 同社グループは、コーポレートメッセージ「人と地球の、美しい未来へ。」の実現に向けて、事業活動を通じた環境への取り組みであるSKGー5Rを推進している。
 気候変動においては、その対策をマテリアリティ(経営重要課題)の一つに特定し、2050年カーボンニュートラル実現を目指して、2030年度までのCO2排出量削減目標を設定している。また、2022年にはTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言への賛同を表明し、その情報開示を継続的に実施するとともに、気候変動の緩和に向けた対策に注力している。

 同社は、今後も、気候変動対応に関する情報開示の充実を図るとともに、引き続き、サステナビリティへの取り組みを強化していくとしている。

CDP評価のロゴマーク

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