クラレは3月26日、鹿島事業所(茨城県神栖市)で生産する熱可塑性エラストマーのセプトン、ハイブラーおよび液状ゴムについて、持続可能な製品の国際的な認証制度の1つであるISCC PLUS認証を取得したことを発表した。
同認証は、バイオマス原料や再生原料などが、製品製造を含むサプライチェーンにおいてマスバランス方式で適切に管理されていることを担保するもの。
同社は、創立100周年を迎える2026年までの5ヵ年計画として、中期経営計画「PASSION 2026」を推進している。長期ビジョン『Kuraray Vision 2026』(独自の技術に新たな要素を取り込み、顧客、社会、地球に貢献し、持続的に成長するスペシャリティ化学企業)の実現に向けて、引き続き、自然環境・生活環境貢献製品の拡大を進めていくとしている。
同社グループは、ISCCの最新の規定に則り、ISCC PLUS要求事項に準拠すること、また、環境寄与に関するダブルカウントはしないことを約束し宣言している。
2025年03月27日