住友理工、発電容量増強へ 太陽光発電設備を追加導入

2025年03月28日

ゴムタイムス社

 住友理工は3月27日、カーボンニュートラルに向けた取り組みを推進しており、2024年度はグループ全体で約4500kWの太陽光発電設備を追加導入したと発表した。
 これにより、発電容量は累計約2万1100kWとなり、2023年度比で約27%の増強となる。
 同社グループでは、2029年度までに、Scope1+2のCO2排出量30%減(2018年度比)およびScope3のCO2排出量15%減(同)を目標としている。2024年度は、新たにグローバル7拠点にオンサイトPPAよびオフサイトPPAを追加導入した。これにより、太陽光発電設備による2024年度のCO2排出削減量は、導入済みの設備と合わせて約1万800[tーCO2]となる見込みとなる。
 同社グループは、「自然と都市と人の空間が繋がるグリーンで快適な社会」を目指すべき未来社会像に掲げ、サステナビリティ経営を進めている。2050年カーボンニュートラル実現に向けて、今後も太陽光発電の増強を進めるとともに、グリーン電力調達の幅を広げ中長期的な競争力の維持・獲得を見据えつつ、さらなるCO2排出削減に向けて取り組んでいく。

太陽光発電設備を追加導入した大分AE

太陽光発電設備を追加導入した大分AE

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