日本ミシュランタイヤ(株)(本社東京都千代田区、ベルナール・デルマス代表取締役社長)は、レースに参戦するライダーが求める高度な走行性能を満 たす事を目標に開発されたサーキット競技二輪車用オンロードラジアルタイヤ「MICHELIN POWER CUP(ミシュラン パワーカップ)」(以下「POWER CUP」)計5サイズ、9タイプを2月20日より全国で順次発売すると発表した。なお、価格はオープン。
「POWER CUP」は、加速時やコーナリングで優れたドライグリップを提供し、従来品「MICHELIN POWER ONE COMPETITION(ミシュラン パワーワン コンペティション)」(以下「POWER ONE COMPETITION」)よりも速いラップタイムを可能にすべく開発された。
フロントタイヤは、ブレーキング時における優れたハンドリング、スタビリティーと過渡特性を提供し、リアタイヤは耐摩耗性能を損なうことなく、コーナーでのより高いグリップ力を発揮するようにデザインされている。トレッドパターンは耐摩耗性能と最大限のコンタクトパッチ、そして一般道を走行するための法 規などの要素をバランス良く達成するため「POWER ONE COMPETITION」のパターンを継承している。
トレッド部のセンターとショルダーの2つのゾーンに異なるコンパウンドを使用するデュアルコンパウンド技術「2Compound Technology」(以下「2CT」)の採用によるグリップ力と耐摩耗性能の両立の他、「シンセティック・コンポーネント・テクノロ ジー」(以下「SCT」)の採用で、走りはじめてすぐにグリップ力を発揮できるよう、ウォームアップ特性も最適化されている。
製品の特徴
- フロントタイヤは、ブレーキング時における優れたハンドリング、スタビリティーと過渡特性を提供
- リアタイヤは耐摩耗性能を損なうことなく、コーナーでのより高いグリップ力を発揮するようにデザイン
- トレッドパターンは耐摩耗性能と最大限のコンタクトパッチ、そして一般道を走行するための法規などの要素をバランス良く達成するため「POWER ONE COMPETITION」のパターンが継承されている。
- デュアルコンパウンド技術「2Compound Technology」(「2CT」)の採用がグリップ力と耐摩耗性能の両立を可能にしている。
- 「シンセティック・コンポーネント・テクノロジー」(「SCT」)の採用で、走りはじめてすぐにグリップ力を発揮できるよう、ウォームアップ特性を最適化。
- ライダーが気温と路面状況に応じて最適なタイヤを選択できるよう、フロントタイヤとリアタイヤにそれぞれAタイプとBタイプの2種類のトレッドコンパウンドを用意。
主な採用技術
- デュアルコンパウンド技術「2CT」
デュアルコンパウンド技術「2CT」を採用し、 トレッド中央部に加減速時の強烈なストレスに耐えられるようなハードコンパウンドを、側面は寿命とコーナリング中のグリップのバランスを最適にするためにミディアムソフトのコンパウンドを配合している。
- 「シンセティック・コンポーネント・テクノロジー」
100%化学合成原料を使用した「シンセティック・コンポーネント・テクノロジー」(「SCT」)の採用により、グリップ力が向上。また、グリップを発揮する温度域までできるだけ早く温まるようになってもいる。
- 「コンペティション・プロファイル・テクノロジー」
ミシュランの競技用プロファイル技術「コンペティション・プロファイル・テクノロジー」(「CPT」)の採用による優れたハンドリング。トレッドセンター部が尖った形状になっているため、タイトコーナーでの左右の切り返しも軽い力で素早くこなせる。
- 「ニア・スリック・テクノロジー」
「ニア・スリック・テクノロジー」(「NST」)の採用で、ボイドレシオ(溝面積の割合)を少なくし、接地面積が最大化されている。